三上参次 歴史学者 1865~1939 204ht姫路市船津町生まれ、5歳の頃、旧姫路藩士三上勝明の養子となる。幼年期から読書好きで、養父が営む乾物商の店番をしながら、 来店にも気付かず読書にふけっていたという 東京帝国大学を卒業後「大日本史料」等の史料編纂事業に従事、多くの後進を育てた。史料を重視する実証史学の方法論を導入して近代日本史学の基礎を築いた功労者である。退官後は文部大臣就任の話を断り「明治天皇御紀」の編修に専念。 著書に『白河楽翁公と徳川時代』『江戸時代史』などがある。 春霜堂では、三上博士の書簡や、昭和7年発行の三上参次編による聖徳記念絵画館壁画集の書籍等が展示されています。 |